荒木茂のホームページへ、ようこそ
ご訪問ありがとうございます。(開設 2004/11/1)
このホームページは、元小学校教師が開設しているサイトです。
このホームページには国語科授業における音読・朗読・表現よみの指導理論や具体的な授業方法について書いてあります。学校教師が国語科授業で、どう児童生徒に音声表現の指導をしていくか、その考え方や具体的な指導ポイントや指導技術が書いてあります。
小学生をもつ父母の皆様にも参考になります。「うちの子は音読が苦手で困っている。」「家庭で、どのように本読み(音読)をさせたらよいか。」などについても書いてあります。また、第19章付録の『父母と教師に役立つ学級懇談会の話材集』には、皆様の子育てに参考になることが書いてあります。
一般社会人で、音読・朗読・表現よみに関心をもっている人、朗読のサークル活動や勉強会・読み聞かせ・音訳のボランティアをしている人、朗読の舞台公演をしている朗読家たちにも参考になる記事が書いてあります。
(注記1)本ホームページのすべての記事は、文字サイズ[中]でお読みください。 表示→文字サイズ→中。拡大の120%と150%は可。
(注記2)本ホームページは、気のむくまま、思いついて気分がのったところから付け加え付け加えしている原稿たちです。章だてになっていますが、全体構成の前後連関はありません。他原稿と関係づけて説明するときに便利、という都合上からにすぎません。
2023,01・03 第4章に参考資料「同化」を付加。
2022・09・28 プロフィール欄に児童期の生活を詳述付加。
2022・01・22 第17章第5節に「語り方の留意事項」を加筆。第17章第4節、読み聞かせ本番の語り方2にひとり言を補説。
2021・11・02 第16章11節「接続助詞の音声表現のしかた」、12節「主部まとめ「の」の音声表現のしかた」に加筆
第8章「音読の本時目標の立て方」と「表現よみ指導のコツ(続)」に加筆
2021・10・25 第13章「表現よみ授業の指導方法(その6)」の、「イントネーションの指導」と「プロミネンスの指導」に加筆
第16章第17節の「ならべ表現」、第5節「連体修飾語(含む、格助詞「の」連続)に加筆
2021・09・02 第15章「付録・上手なリズム表現のしかた」に「同化・異化」を付加
2021・07・07 第15章の「リズムとは何か」に、「付録・上手なリズム表現のしかた」を付加
2021・01・06 第11章に「まちがえやすい発音練習・高学年B)、おおきなかぶ・ごんぎつね・読み方ヒントを付加
2020・01・13 第16章に、19節「読解指導と文法指導」を付加
2020・01・13 第8章の「いろいろな読みの姿」に50個を付加
2019・05・08 第9章に「学習指導要領の音読・朗読観の変遷」を掲載
2019・02・14 第11章に「蛍の光」「仰げば尊し」の意訳を掲載
2019・02・14 第11章に「大きな声でいう」「小さな声でいう」「音をあらわす」「会話文の読み分け」を掲載
2018・09・25 第16章に「コトバのきまりと表現よみのしかた」全面書き換え改訂版を掲載
2018・09・25 第8章に「いろいろな読みの姿」を掲載
2016・11・01 第9章に、「声とは何か」を掲載
2016・11・01 第8章に、児童言語研究会の「音読・表現よみ」についてを掲載
2016・11・01 第11章に、まちがえやすい発音の練習プリント(低学年用・高学年用)を掲載
2016・11・01 第17章付録に、紙芝居の見せ方・演じ方を掲載
2016・03・20 第18章「表現よみ授業」のアーカイブス授業録音公開を掲載
2016・03・20 第19章「群読授業」のアーカイブス授業録音公開を掲載
2016・03・20 第20章「発音発声と語法」のアーカイブス授業録音公開を掲載
2016・03・20 第8章に、なぜ音読指導は技術指導になりがちかを掲載
2015・11・14 第9章に、野田香苗(朗読家)さんからの寄稿文「自分の声からつながる」を掲載
2015・08・26 第17章に「立ち止まり読み聞かせ」の実践報告、幼稚園編と小学校編を掲載
2015・07・10 第17章「上手な読み聞かせの技術」に「小学生・幼稚園児への読み聞かせ技術」を掲載
2015・05・13 第19章付録に「父母と教師に役立つ学級懇談会の話材集」(20)〜(24)を掲載
2015・02・23 第19章付録に「父母と教師に役立つ学級懇談会の話材集」(1)〜(19)を一挙掲載
2015・01・07 第8章に「表現よみ授業の指導計画のたて方」を掲載
2014・12・12 第9章に「一読総合法」と「たどり読み」の異同(1)を掲載
2014・12・12 第9章に「一読総合法」と「たどり読み」の異同(2)を掲載
2014・12・12 第15章に「日本語のリズム」論争を掲載
2014・12・08 第1章の6年生教材「海の命」「海のいのち」に資料(3)「クエの料理」を付加
2014・09・23 第15章に「等時的拍音形式(2)」を掲載
2014・09・23 第15章に「等時的拍音形式(1)」を掲載
2014・05・27 第15章に「時枝誠記のリズム論(2)」を掲載
2014・05・27 第15章に「時枝誠記のリズム論(1)」を掲載
2014・05・26 第15章に「日本語のリズム(2)押韻」を掲載
2014・05・26 第15章に「日本語のリズム(1)音数律」を掲載
2013・12・30 第6章第2節に(4)〜(9)を付加
2013・08・15 第1章の4年生教材「一つの花(資料編)」に、鶴田浩二さんの「語り」と、「生きた戦争教材」を付加
2013・05・12 第15章に「中井正一のリズム論」を掲載
2013・05・02 第15章に「クラーゲスのリズム論(2)」を掲載
2013・04・23 第15章に「クラーゲスのリズム論(1)」を掲載
2013・03・11 第15章に「リズムとは何か」を掲載
第1章 学年別教材の音読授業をデザインする
本稿に掲載している学年別教材の一覧
一年生教材 | 二年生教材 | 三年生教材 | 四年生教材 | 五年生教材 | 六年生教材 |
おおきなかぶ | スイミー | モチモチの木 | ごんぎつね | おはじきの木 | 川とノリオ |
くじらぐも | かさこじぞう | 三年とうげ | 一つの花 | 雪わたり | やまなし |
たぬきの糸車 | スーホの白い馬 | わすれられないおくりもの | 白いぼうし | 注文の多い料理店 | ヒロシマの歌 |
ほか | ほか | ほか | ほか | ほか | ほか |
第一ステップ・音読初期指導の重点目標
第二ステップ・「ニュース読み」をまねる
第三ステップ・折り目正しく読む
第四ステップ・国語科と他教科との音読目標の違い
第五ステップ・メリハリのつけ方
第六ステップ・いつ、どこで、音読指導を取り入れるか
第七ステップ・説明文の音読指導の重点内容
第八ステップ・情感豊かに音声表現させるには
第一ステップ・初級の基礎練習
第二ステップ・中級の基礎練習
第三ステップ・上級の基礎練習
はじめに
まず会話文の音読から始めよう
しゃべり口調を出して
話し手の意図を前面に押し出して
舞台のせりふ読みにしない
長い会話文は内的動機を押し出して
会話文の両義性
参考資料・同化
会話文の音声表現の仕方
「相手に話しかけている会話文」の音声表現の仕方
カギカッコつき「ひとり言」会話文の音声表現の仕方
地の文にはめこまれたカギカッコつき「ひとり言」会話文の音声表現の仕方
地の文にはめこまれたカギカッコなし「ひとり言」会話文の音声表現の仕方
( )の中にある「ひとり言」会話文の音声表現の仕方
「話しぶりの書いてある会話文」の音声表現の仕方
上手な「地の文」の読み方・第一部
地の文は客観的な読み方か
語り手の機能
人称を調べよう
地の文の種類
「語り手が直接に語りかけている地の文」(イ)
「一人称人物の目や気持ちをとおした地の文」(ロ)
上手な「地の文」の読み方・第二部
地の文の種類の違いと、音声表現の違い
三人称だけが登場する地の文
「三人称の一登場人物の目や気持ちによりそった地の文」(ハ)
「語り手や登場人物の目や気持ちがひっこんだ地の文」(二)
「語り手がすべての登場人物の目や気持ちのはいりこんだ地の文」(ホ)
第一節 表現よみは、学校教育の標準的な読み音調だ
第二節 表現よみは、音声解釈を支柱にする
第三節 表現よみは、聞き手ゼロである
第四節 表現よみ授業と音声表現の特長
表現よみ教育の歴史・第一部
表現よみは草創期、どのように指導実践されてきたか
表現よみ教育の歴史・第二部
表現よみはどのように発展し、指導実践されてきたか
わが学級児童は中級レベルなり(その1・上達の三段階とは?)
わが学級児童は中級レベルなり(その2・上達の五段階と、その指導法)
音読力も、黙読力も、重要なり
第一部・音読力が重要なわけ
第二部・黙読力が重要なわけ
低中高学年別の音読指導のポイント
一年生・入門期の音読指導のポイント
本時の音読目標の立て方
はつおんのけいこ
重点化してほしい指導内容
句読点の音声表現のしかた
鼻濁音の発音の指導方法
表現よみ指導のコツ
表現よみ指導のコツ(続)
表現よみを授業に取り入れた指導効果
模倣読みは効果的指導法の一つです
斉読は効果的指導法の一つです
棒読みも視写も使いようで役に立つ
「なぜこう音声表現するか」の理由を言わせてはいけない
間のあけ方で音声表現の七割は決まる
間はたっぷり気味に長めにあけるとよい
音読初期の読み声実態はこうだ
上級レベルの読み声とはこうだ
貫通線を明確にして音声表現させる
音読は上手だが、内容理解が伴わない子がいるが…
解釈の違いで音声表現は変化する・その例
「方言と共通語」資料
「表現よみ総合法」とは
表現よみ授業の指導計画のたて方
なぜ音読指導は技術指導になりがちか
児童言語研究会の「音読・表現よみ」について
いろいろな「読み」の姿
「朗読ブーム」について思う
第二回「詩のボクシング」全国大会の観戦記
河崎早春(女優)さんは語る(前編)
河崎早春(女優)さんは語る(後編)
「作家へ質問、感想文を送る」について(1)
「作家へ質問、感想文を送る」について(2)
語り手の声、筆者の声
学習指導要領(02年版)の活動主義批判
『存在と時間』(情状性、恐れ)を読む
『知覚の現象学1』(序文)を読む
『道徳の系譜』(22節〜25節)を読む
父母からの寄稿文・わが家における音読練習の風景
卒業生からの寄稿文・表現よみを体験して(その1)
大久保忠宗君からの寄稿文・「おーい!」を巡って
卒業生からの寄稿文・表現よみを体験して(その2)
明治期の小学校の風景
明治期の小学校の風景(啄木の巻)
日本の子どもの遊びの変遷史素描
昭和初期の子どもの冬の遊び
現在の子どもの遊び
日本人は濁音が嫌い?
昭和初期の朗読指導と児童読み声の実態
わたしの教師論
読書から落穂ひろい
○子どもにうける笑話
○「オバアサン」が赤ちゃんを産む?
○裸形の哲学者・中井正一
○教師のほめ言葉で作家になりきっかけ
わたしの高校生論文
「一読総合法」と「たどり読み」の異同(1)
「一読総合法」と「たどり読み」の異同(2)
野田香苗(朗読家)さんからの寄稿文「自分の声からつながる」
声に表情を生じさせる条件
学習指導要領の音読・朗読観の変遷
第10章 名文の暗誦教育についてのエッセイ
はじめに
平安時代の暗誦風景
江戸時代の藩校の暗誦教育
江戸時代の寺子屋の暗誦教育
自伝からみた幕末維新期の素読風景
自伝からみた明治初期の素読風景
自伝からみた明治中期の素読風景
自伝からみた明治後期の素読風景
明治ひとけた年代における暗誦教育
明治10年代における暗誦教育
明治20,30年代における暗誦教育
明治20、30年代における暗誦教育・補遺
湯川秀樹さんが受けた暗誦教育
谷崎潤一郎さんが推奨する暗誦教育
素読による暗誦教育の功罪
素読授業の実際と子育て観(1)
素読授業の実際と子育て観(2)
新学習指導要領と暗誦指導の位置づけ
「浸り読み」で言語感覚を育てる(1)
「浸り読み」で言語感覚を育てる(2)
明治以降の素読・朗読の変遷史(明治期前編)
明治以降の素読・朗読の変遷史(明治期後編)
明治以降の素読・朗読の変遷史(大正期前編)
明治以降の素読・朗読の変遷史(大正期後編)
明治以降の素読・朗読の変遷史(昭和期前編)
明治以降の素読・朗読の変遷史(昭和期中編)
明治以降の素読・朗読の変遷史(昭和期後編)
明治以降の素読・朗読の変遷史(平成期)
第11章 自作教材集
先住民怒りの話
北方領土の話
はつおんのけいこ
まちがえやすい発音の練習プリント(低学年用@AB)
まちがえやすい発音の練習プリント(高学年用@A)
蛍の光
仰げば尊し
大きな声でいう練習(低中学年用@〜C)
小さな声でいう練習(中学年用@〜B)
「音をあらわすことば」のよみかた(中学年用@A)
会話文のよみわけ練習(中学年用@〜C)
会話文のよみわけ練習(高学年用@〜B)
まちがえやすい発音練習プリント高学年B
おおきなかぶ・読み方ヒント
ごんぎつね・読み方ヒント
第12章 群読の授業
群読とは
群読台本の作り方
群読を読解指導に役立てた授業例
分読(役割音読、群読)授業の取り入れ方
物語文に分読(役割音読、群読)を取り入れた授業例
目次 「くじらぐも」に役割音読を取り入れる
「ふきのとう」に群読を取り入れる
「スイミー」に役割音読・群読を取り入れる
「ごんぎつね」に役割音読を取り入れる
「なみは手かな」に群読を取り入れる
「こわれた千の楽器」に役割音読・群読を取り入れる
説明文に分読(役割音読・群読)をとりいれた授業例
目次 「どうぶつの赤ちゃん」に分読を取り入れる
「ものの名まえ」に分読を取り入れる
「かげふみおにをしよう」に分読を取り入れる
「パン工場の見学」に分読を取り入れる
「カブトガニを守る」に分読を取り入れる
「花を見つける手がかり」に分読を取り入れる
「くらしの中の和と洋」に分読を取り入れる
本HPにある教材文の群読授業デザインの一覧
第13章 表現よみの授業
表現よみ授業の指導方法(その1)
表現よみ授業の指導方法(その2)
表現よみ授業の指導方法(その3)
表現よみ授業の指導方法(その4)
表現よみ授業の指導方法(その5)
表現よみ授業の指導方法(その6)
表現よみ授業の指導方法(その7)
第14章 説明文における表現よみ指導
説明文読解における四段階
説明的文章と文学的文章との言語機能の相違
説明文と物語文の音声表現の相違
文章の種類と音声表現の相違
説明文と物語文とでは聞き手意識が違う
私的感情の入れ方
説明文の教材分析のしかた(1)
説明文の教材分析のしかた(2)
音声表現の手順と留意事項
説明文の語り口をさぐる(1)
説明文の語り口をさぐる(2)
説明文と強調表現
「花を見つける手がかり」の授業づくり
第15章 リズム、リズム、リズム
リズムとは何か ・付録「上手なリズム表現のしかた」
クラーゲスのリズム論(1)
クラーゲスのリズム論(2)
中井正一のリズム論
日本語のリズム(1)音数律
日本語のリズム(2)押韻
時枝誠記のリズム論(1)
時枝誠記のリズム論(2)
等時的拍音形式(1)
等時的拍音形式(2)
「日本語のリズム」論争
第16章 コトバのきまりと表現よみのしかた
第1節 文末の音声表現のしかた
第2節 副詞の音声表現のしかた
第3節 副助詞の音声表現のしかた
第4節 感動詞の音声表現のしかた
第5節 連体修飾の音声表現のしかた
第6節 連用修飾の音声表現のしかた
第7節 比喩の音声表現のしかた
第8節 時間順序の音声表現のしかた
第9節 個条書きの音声表現のしかた
第10節 接続詞の音声表現のしかた
第11節 接続助詞の音声表現のしかた
第12節 主部まとめ「の」の音声表現のしかた
第13節 指示語の音声表現のしかた
第14節 はめこみ文の音声表現のしかた
第15節 オノマトペの音声表現のしかた
第16節 重ね言葉の音声表現のしかた
第17節 ならべ表現の音声練習のしかた
第18節 対比表現の音声練習のしかた
第19節 読解指導と文法指導
付録 紙芝居の見せ方・演じ方