第18章 「表現よみ授業」のアーカイブス録音公開
第3節 物語文の表現よみ授業
(ウ)表現よみ授業におけるいろいろな指導技術例
【指導技術例1】「音読の記号づけ指導」を中心にしている授業
(記号づけの話し合いをしながら各児童が教科書の行間に記号づけをしていく。ばらばら読み練習のあと、数名児童が発表している授業)
◎<記号づけ授業例1>教材「ごんぎつね」 (4年生)
4分24秒
◎<記号づけ授業例2>教材「ごんぎつね」 (4年生)
24分34秒
【指導技術例2】教師が児童の読み声の途中に合いの手(指示コトバ)を
入れている授業
◎<指示コトバ挿入授業例1>教材「モチモチの木」 (3年生)
(前半は記号づけの話し合い。後半は児童がまとめの音声表現している途中途中に教師が「ハイ、転調して」とか「イーチ、ニー」とか「考えてるように」とか「調子を変えて」とか「強めて」とか「こう音声表現しなさい」という合いの手の指示コトバを挿入している場面例。)
8分03秒
◎<指示コトバ挿入授業例2>教材「モチモチの木」 (3年生)
(教師の指示コトバとして「調子を変えて」・「語って聞かせているように」・「123、調子を変えて」・「イーチ」・「イーチ」・「イーチ」・「呼びかけて」などが挿入されている。)
2分12秒
(その他、第16章第2節「夕だち」授業録音の終末部分にも教師の合いの手を入れている場面がある。また、第19章第1節「授業録音6」「授業録音7」の冒頭部分にもある。)
【指導技術例3】「数種類の記号づけが発表された時」の処理のしかた
教材「ごんぎつね」 (4年生)
(両方とも成立する読み声の場合は「あなたのよいと思うやり方で読んでいいです」と言う)
2分49秒
【指導技術例4】「教師の音読提示(介入)」を入れた授業例
教材「ごんぎつね」 (4年生)
7分27秒
【指導技術例5】「文末をゆっくりと」音声表現する授業
教材「ごんぎつね」 (4年生)
8分13秒
【指導技術例6】「役割音読」を取り入れている読み声例
◎<役割音読例1>教材「チックとタック」 (一年生)
(「チックとタック」第5時の終末部分、役割音読と予想だし個所の抜粋)
10分03秒
◎<役割音読例2>教材「ちいちゃんのかげおくり」 (三年生)
前半にあるかげおくり場面<声の重なり>と役割音読
後半にあるかげおくり場面<声の重なり>と役割音読
(※注 前半と後半、2つに分かれている)
4分56秒
◎詩の中にある対話部分の役割音読。ふたり読み。
「ぷぷんぷん!」(荘司武)の読み声
00分43秒
「ラクダ」(柴野民三)の読み声
00分30秒
【指導技術例7】本時導入で前時授業を想起させるため表現よみを使う。
第18章第3節「チックとタック」第2時授業の冒頭部分に前時想起として表現よみを使った録音があります。(新しいウインドウで参照)また、上の【技術指導例6】の「チックとタック」の録音では本時終末個所にまとめ整理として表現よみを使っている録音があります。そちらを参照してください。
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