音読授業を創る そのA面とB面と 07・10・8記 秋を声にだして楽しもう ●「秋を声に出して楽しもう」の掲載教科書……………なし(自作教材) 童謡・唱歌から 下記に童謡・唱歌の中から「秋の景色」を描写した歌詞を五つ選択して コピーしています。これら五つの歌詞を印刷し、児童に配布して、秋を声に 出して遊びましょう。 本稿のタイトルには「秋を声にだして楽しもう」と書いていますが、学 級全員がこれらの秋の歌を「歌って」楽しもうということではありません。 本稿では、これら歌詞の中の秋についての素敵な描写文、これら詩的な 表現文を音読したり群読したりして「声で」味わい、楽しもうということで す。遊ぼうということです。これら歌詞を音声表現して秋の風景をたっぷり とイメージしつつ、それら秋の風景の中にどっぷりとひたって、美しい秋の 風景を味わって楽しもうということです。 真っ赤な秋 薩摩忠作詞 小林秀雄作曲 まっかだな まっかだな つたの 葉っぱが まっかだな もみじの 葉っぱも まっかだな 沈む 夕日に てらされて まっかなほっぺたの 君と僕 まっかな 秋に かこまれて いる まっかだな まっかだな からすうりって まっかだな とんぼのせなかも まっかだな 夕焼け雲を ゆびさして まっかなほっぺたの 君と僕 まっかな 秋に よびかけて いる まっかだな まっかだな ひがん花って まっかだな 遠くの たき火も まっかだな お宮の 鳥居(とりい)を くぐりぬけ まっかなほっぺたの 君と僕 まっかな 秋を たずねて まわる どこにも秋がある サトウハチロー作詞 湯山昭作曲 ゆれてるすすきに 秋がある さらりとしている 秋がある とびたつイナゴに 秋がある さびしいみどりの 秋がある 友と歩く 友と歩く その足音にも 秋がある 誰かを呼ぶ手に 秋がある 答える返事に 秋がある 流れる小川に 秋がある 浮いてる木(こ)の葉に 秋がある 友と唄う 友と唄う その唄声にも 秋がある 遠くのけむりに 秋がある 消えてく色にも 秋がある ただよう匂いに 秋がある 静かにしみこむ 秋がある 友と仰ぐ 友と仰ぐ その青空にも 秋がある 紅葉 作詞 高野辰之 作曲 岡野貞一 秋の夕日に 照る山 紅葉 濃いも薄いも 数ある中に 松をいろどる 楓や蔦は 山のふもとの 裾模様 渓(たに)の流れに 散り浮く 紅葉 波にゆられて 離れて寄って 赤や黄色の 色さまざまに 水の上にも 織る錦 木の葉 吉丸一昌作詞 梁田貞作曲 散るよ 散るよ 木(こ)の葉が 散るよ 風も 吹かぬに 木の葉が 散るよ ちら ちら ちら ちら ちいら ちら 飛ぶよ 飛ぶよ 落ち葉が 飛ぶよ 風に 吹かれて 落ち葉が 飛ぶよ ひら ひら ひら ひら ひいら ひら 虫のこえ 作詞作曲不詳 あれ 松虫が 鳴いている ちんちろちんちろ ちんちろりん あれ 鈴虫も 鳴きだした りんりんりんりん りいんりん 秋の夜長(よなが)を 鳴き通す ああ おもしろい 虫のこえ きりきりきりきり こおろぎや がちゃがちゃがちゃがちゃ くつわ虫 あとから うまおい おいついて ちょんちょんちょんちょん すいっちょん 秋の夜長を 鳴き通す ああ おもしろい 虫のこえ ★本単元の目標★ ◎本単元の指導目標 (1)秋を描写している歌詞を読み、秋をうたいあげている描写のすばらし さに気づき、秋を表現している言葉の響き合いの美しさを読みとる。(言語 感覚育て面の目標)。 (2)「秋の風景・描写」の特徴が声に出るように、それを強調して音声表 現し、めりはりを工夫をしながら声にだして表現して楽しむ。(音声表現の 工夫面の目標)。 ★指導手順★ これらの歌詞の読解指導には、いろいろな指導手順や方法があるでしょ う。ここでは、わたしなりの一つの手順・方法を書くことにします。 (A)導入の指導 音楽の時間に、教師が「今は季節が秋ですね。みんなで秋の歌を歌いま しょう」と誘いかけて、これら五つの秋の歌も歌う。 (B)本単元の指導 ●手順1、漢字の読み指導● それぞれの歌詞にある漢字の読みを指導します。歌詞にある漢字が読 めないことには内容理解も音声表現もあったものではありません。漢字 が読めて、意味の区切りとして歌詞全体を声にだして音読できなければ 何も始まりません。 ●手順2、語句の指導● これら歌詞の中には、子ども達の居住地によって、地域によって、なじ みの薄い語句があるかもしれません。なじみの薄い語句は、はじめに教師が これら語句について簡単に解説を加えしまいます。これらに時間をかけない ようにします。 たとえば「真赤な秋」にある「つたの葉っぱ」「からすうり」「ひがん 花」「鳥居」など。「虫のこえ」にある「松虫」「鈴虫」「きりぎり す」「うまおい」など。「紅葉」の中にある「楓」「蔦」「錦」など。これ らは学校図書館から教師が事前に図鑑や写真・絵などを探して準備してお き、子ども達にそれを見せて知らせるだけにします。 「紅葉」にある「渓」の漢字は「谷」と意味内容では同じです。「谷」 は教育漢字であり、読み方は「音・コク。訓・たに」です。「渓」は常用漢 字であり、読み方は「音・ケイ。訓ーー」です。つまり、訓読みがない漢字 です。「渓」を「たに」と読ませるのは訓読み欄に取り上げられていない表 外訓読みとしての漢字使用となります。 ●手順3、初発の音読(試し読み)● はじめにそれぞれの歌詞を微音読させます。次に意味内容の区切りに気 をつけて、普通の声の大きさでのびのびと音声表現させます。すべてが定型 詩です。リズム調子よく、心地よい気持ちで、歌詞を口で転がして、楽しく 音読させましょう。歌のメロディーに引きずられないで、通常の音読のよう に音声表現させます。意味内容の区切り・区分けがハッキリした音読をさせ ることが第一です。できたら表現的な読み方も工夫させてみましょう。とか くすると、歌のメロディーに引きずられがちですから、淡々と読めるように します。 ●手順4、秋を探そう● 次に、各歌詞の中から、書いてある秋の風景・秋であることの事実の 風景を探させ、指摘させます。歌詞の中から秋を発見させ、書いてある事実 (秋の風景)のフレーズ個所を指摘させ、発表させます。秋になった自然環 境の変化した事実を確認します。 ●手順5、イメージ化● 教師が子ども達に次のように問いかけます。「それぞれの歌詞の、どの 部分から、どんな様子が浮かんできますか。」と。 秋を描写した部分の言葉をおさえて、そこからイメージしたことを発表 させます。書いてある語句を押さえながら、言葉の響き合いで書いてないこ とでも分かってきた様子、浮かんできたイメージを発表させ、秋の季節の美 しさ、その膨らんだ秋の風景について語り合います。 たとえば「つたの葉っぱも真赤だな」の部分では、それら語句から「家 の外壁(または樹木の幹)にぴたりとはりついて、外壁一面(樹木の幹)が 真赤に染まっている鮮やかな赤色の葉っぱたちを想像させましょう。そのよ うに一面に張り付いた紅葉の様子・光景が目にありありと浮かび、画面とし て見えてくるようにします。また、そうした想像・表象を全員で語り合いま す。 ●手順6、言語感覚を育てる● 手順4 で、「それぞれの歌詞には、秋がどのように描かれています か。秋の様子・風景がどんなであるとイメージしましたか。秋の風景のフ レーズを指摘して、探し出してみましょう。」の作業をしました。それをも とに、ここでは次の学習作業に入ります。 同じ歌の中で、たとえば秋を描写したA描写部分とB描写部分とC描写 部分とがあったとします。A部分とB部分とC部分とは表現効果として重な り合い、響き合っていることを分からせます。三部分は重なり合って秋の風 景の美しさを一層引き出し、照らし出し合って、それら語句同士の連なりで 相乗的に秋の美しさを一層引き出しあい、高め合っていることを分からせま す。 たとえば「真赤な秋」の一番では、「つたの葉っぱの赤」と「もみじの 葉っぱの赤」と「沈む夕日の赤」と「まっかなほっぺたの赤」とが重なり合 い、照らし合い、響き合って、周囲が秋色一面の赤色に染まっていること、 秋の赤色に染まっている美しさを最大限にまで表現効果として高めているこ とを感じ取らせます。 次に、子ども達に言語感覚育ての問いかけてみよう。「秋の様子(風 景)がとってもよく表現されているなあと思う描写部分を探してみよう。こ の秋の文章表現、すてきだなあ、いいなあ、上手だなあ、うなら せるなあ、この言葉とこの言葉と重なり・組み合わせが上手だなあ・うまい なあ。表現の仕方が上手だなあ。」という文章個所を、自分の判断で3か所 を選んでみよう、と問いかけます。 美しい秋の感動する描写場面はたくさんあるでしょうが、それらの中か ら、自分が一番すてきだ・いいなあと思う文章個所、二番目にすてきだと思 う文章個所、三番目にすてきだと思う文章個所、三つだけにしぼりこんで選 んでみよう。たくさんある中から、三つ(三か所だけ)、選んでみよう。」 と誘いかけます。 三か所を選択する範囲は、前記した五つの秋の童謡・唱歌の歌詞の中か らだけとします。選択する一か所の範囲は二行から三行、長くても一番(一 連)のまとまりまでとします。前記した五つの歌の中から、無理に三か所だ け選択させるのです。 さあ大変、三か所だけという制限があります。ここもいい表現だ、あそ こもいい表現だという部分がたくさんあるでしょう。たくさんある素敵な秋 の描写表現の中から三か所だけ選択しなければなりません。こともたちは真 剣に考えることでしょう。 こうした指導によって子ども達の素敵な文章への言語感覚の力が身につ くことでしょう。言語感覚能力がぐっと伸びることでしょう。文章の上手 さ、下手さのセンスが身につくことでしょう。文章表現するときの言葉選び や言葉の組み合わせの大切さに気づくようになるでしょう。 ●手順7、音声表現の仕方工夫する● 音声表現の仕方は一通りではありません。同一作品でも、多様な音声表 現の仕方ができます。音読台本はいろいろあるがずです。その作品を、どう 解釈して、表現内容のどの側面を強調するかによって、音声表現の脚色の仕 方が違ってくるでしょう。一人で音声表現する、グループで音声表現する、 全員で音声表現するなどの台本つくりの方法もあります。 わたしが本稿で以下に書いてある台本も一つの参考例でしかありませ ん。一つの参考例として役立ててください。 五つの歌の一番のみの歌詞だけの台本を書いています。2番、3番の歌 詞の台本も、音声表現のやりかたは1番に準じて音声表現してよいでしょ う。 『真赤な秋』の例 「真赤な秋」は六人グループの群読の台本で構成してみました。台本に 書いてある数字は、読み手の人数です(以下、すべて同じ)。みなさんの学 級の声の出方の実態に応じて自由に変形してご利用ください。 ≪音声表現全体の一貫する主音調は「どこもかしこも、真赤である」と し、それを強調して音声表現します。≫ 3 まっかだな 6 まっかだな 1 つたのはっぱが 6 まっかだな 1 もみじの葉っぱも 6 まっかだな 1 沈む夕日にてらされて 3 まっかなほっぺたの 1 君と 1 ぼく 3 まっかな秋に 6 かこまれている 『どこにも秋がある』の例 「どこにも秋がある」は学級全員での群読の台本に構成してみました。 ≪音声表現全体の一貫する主調音は「秋のまっさかりだ。ここにも、こ こにも、秋がある。どこもかしこも、秋だ、秋だ」の気持ちを強調して音声 表現するようにします。≫ 女全(女性全体)の声量よりは、男全(男性全体)の声量の方を高く強くし てヴォリューム感を出したほうがよいでしょう。 女全 ゆれてるすすきに 男全 秋がある 女全 さらりとしている 男全 秋がある 女全 とびたつイナゴに 男全 秋がある 女全 さびしいみどりの 男全 秋がある 女全 友と歩く 男全 友と歩く 女全 その足音にも 全員 秋がある 『紅葉』の例 「紅葉」は、各フレーズが7音の繰り返しになっていて、最後の「裾模 様」だけが5音です。輪唱のように二組に分かれて「追いかけ読み」で音声 表現したらどうだろう。 ≪音声表現全体の一貫する主音調は「夕日の照り映える紅葉いっぱいの 美しさ、谷川を流れる色とりどりの紅葉いっぱいの美しさ」をイメージし て、それを音声にのせて表現するようとします。≫ あきのゆうひに てるやまもみじ こいもうすいも かずあるなかに あきのゆうひに てるやまもみじ こいもうすいも まつをいろどる かえでやつたは やまのふもとの やまのふもとの かずあるなかに まつをいろどる かえでやつたは やまのふもとの すそもよう すそもよう 最後の「やまのふもとの」だけを先行グループは二回繰り返します。人 数が多すぎて何を言っているのか分からない群読の音声表現になってはいけ ません。そんな時は1グループの人数を減らしましょう。 また、次のような群読はいかがでしょう。学級全員でやります。学級の 読み声の実態に応じて人数を変更してください。大きな意味の区切りは2か 所で、そこでは間を軽くあけます。「紅葉 紅葉」のような繰り返し個所 は、重ねて、たたみかけて、追い込んで、しだいに語勢を強く、しだいにク レシェンドに、声量大にしていきます。 ┌ 女1 秋の夕日に │ 男1 照る山 │ 女全 紅葉 └ 男全 紅葉 ┌ 女1 松をいろどる │ 男2 楓や └ 女2 蔦は ┌ 男5 山のふもとの │ 女全 裾模様 │ 男全 裾模様 └ 全員 裾模様 また、次のような言葉遊びや言葉遊戯をすると子ども達は喜ぶでしょ う。下記のようなコーラスを入れた音声表現します。コーラスグループを別 に作って、その個所を合いの手のような声を入れた音声表現をします。最後 尾の「裾模様」は二回繰り返します。 秋の夕日に <照る山 紅葉> 濃いも薄いも <照る山 紅葉> 数ある中に <照る山 紅葉> 松をいろどる <照る山 紅葉> 楓や蔦は <照る山 紅葉> 山のふもとの <照る山 紅葉> 裾模様 裾模様 『木の葉』の例 二人組みを作って、「二人読み」で音声表現してみましょう。少人数の グループ同士の交互読みでもよいでしょう。 ≪音声表現全体の一貫する主音調は、木の葉が散る・飛ぶの動き、つま り、散る葉っぱたちの落下の移動の動きを音声リズムや語勢で表現するよう にします。≫ A 散るよ B 散るよ AB 木(こ)の葉が散るよ A 風も B 吹かぬに AB 木の葉が散るよ A ちら ちら ちら ちら B ちら ちら ちら ちら AB ちいら ちら または A 散るよ 散るよ B 散るよ 散るよ AB 木(こ)の葉が散るよ A 風も 吹かぬに B 風も 吹かぬに AB 木の葉が散るよ A ちら ちら ちら ちら B ちら ちら ちら ちら AB ちいら ちら ちいら ちら 『虫のこえ』の例 これも、二人組みを作って、「二人読み」で音声表現してみましょう。 または、3人組の交互読みでもよいでしょう。4、5人の二組の小グループ 同士の交互読みでもよいでしょう。 ≪音声表現全体の一貫する主音調は「昆虫名とその鳴き声とを組にし て、そのまとまりで鳴き声を楽しい雰囲気で、喜ばしい気持ちで音声表現す る」ことです。≫ 昆虫の鳴き声は、同じ種類の昆虫でも、温度(時期)や時間帯(夕方、 夜中)によって鳴き声はかなり違っています。同じコオロギでも、エンマコ オロギとフタホシコオロギとオオオカメコオロギとでは鳴き声はかなり違っ ています。鳴き声を擬音語で表記すると、その書き表し方・表記の仕方は個 人差が大きく、聞き取り手(書き手)によって大きく違ってきます。ですか ら、鳴き声はほんものに似せて音声表現する必要はありません。歌詞に書か れているそのままで音声表現してよいでしょう。 なお、「うまおい」は、鳴き声が馬子が馬を追う時の声に似ていること から付けられたそうです。「すいっちょ」と鳴くので、俗称「すいっちょ」 と呼ばれることもあります。 A あれ 松虫が 鳴いている AB ちんちろちんちろ ちんちろりん B あれ 鈴虫も 鳴きだした AB りんりんりんりん りいんりん A 秋の夜長(よなが)を B 鳴き通す AB ああ おもしろい 虫のこえ ●手順8、秋の詩を作ろう● 最後に、秋の詩を作らせてみたらどうだろう。新作の秋の詩を創作させ るということではありません。 ここでは、そうではなく、これまでに使用した五つの歌の歌詞の一部や 全部をまねて、秋を探して、秋の描写の言葉を入れ替えて言葉遊びをしよ う、言葉の入れ替え遊びをしようということです。言葉を入れ替えて楽 しもう、こうして言葉というもの、言葉そのものへの興味関心を持たせよ う、言葉選びの大切さやおもしろさを知らせよう、こうして言語感覚を育て よう、ということです。こうしたトリックスターによる指導が創造性を養う 積極的な役割を果たすようになること請け合いです。 たとえばの一例として、わたしが考えた歌詞一番だけの例を下記に記し ます。 『真赤な秋』の例 まっかだな まっかだな くりの 葉っぱが まっかだな かえでの 葉っぱも まっかだな でっかい 夕日に てらされて まっかなほっぺたの 父と母 まっかな 秋に かこまれている 『どこにも秋がある』の例 ゆれてるいなほに 秋がある すずしい風にも 秋がある とびたつバッタに 秋がある おなもみくっつく 秋がある どんぐり落ちてる 秋がある くりの実落ちてる 秋がある 父と歩く 母と歩く その足音にも 秋がある 『紅葉』の例 この歌詞の一部を変えるのは、ちょっとむずかしい。 『木の葉』の例 歌詞1番の「風もふかぬに」個所を「ゆっくり ゆっくり」と入れ替 え、すぐ下の擬態語の個所を「ぱらぱら」とか「ふわふわ」とか「はらは ら」とかと入れ替えて音声表現します。 歌詞2番の「風に吹かれて」個所を「速さをきそって」とか「スピード だして」と入れ替え、すぐ下の擬態語の個所を「しゅる しゅる」とか「ぽ ん ぽん」とか「しゅっ しゅっ」とか「びゅん びゅん」とかと入れ替え て音声表現します。 木の葉 吉丸一昌作詞 梁田貞作曲 散るよ 散るよ 木(こ)の葉が 散るよ ゆっくり ゆっくり 木の葉が 散るよ ふわ ふわ ふわ ふわ ふうわ ふわ 飛ぶよ 飛ぶよ 落ち葉が 飛ぶよ はやさを きそって 落ち葉が 飛ぶよ しゅる しゅる しゅる しゅる しゅうる しゅる 『虫のこえ』の例 あれ ワンちゃんが 鳴いている ワンワンワンワン ワーンワン おや 赤ちゃんも 泣きだした アンアンアンアン アーンアン 秋の夜長(よなが)を なき通す ああ そうぞうしい そうぞうしい あれ ブタさんが 鳴いている キーキーキーキー キーイキー おや サルさんも 鳴きだした キーキーキーキー キーイキー 秋の夜長(よなが)を なき通す ああ おもしろい おもしろい トップページへ戻る |
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