児童文化についてのエッセイ          09・04・02記



        
現在の子どもの遊び



  倉田真由美(漫画家)さんが、わが子とその友だちの遊び方を見て、東
京新聞(2009年(平成21年)3月12日、朝刊)の「本音のコラム」
欄に、その感想を書いています。以下は、その引用文です。

ーーーーーーー引用開始ーーーーーーーーーー

  自宅に小学二年生の息子の友だちが、しばしば遊びにやって来る。持っ
ているおもちゃは似通っている。必ず皆持っているのは、ニンテンドーDS、
Wii、ポケモンや遊戯王などのカード。彼らはそれを持ち込み、家の中で
遊ぶことが多い。
  ある日、あまり静かなのでかれらがいる部屋をのぞいたら、それぞれが
DSでゲームをしたり、Wiiをしたり、別々のことに興じていた。
  「せっかく友だちが来てるんだから、一緒に遊びなさい!」
 と怒鳴ったが、
  「だって、○○君が持ってきたゲーム、面白いんだもん」
  「僕も、倉田君のゲーム持ってないから、今やりたい!」
 などと反論されてしまった。再度怒鳴って無理やりトランプをやらせた
が、目を離すとまたゲームを始めていた。
  安易に「昔はよかった」というのは好きじゃないが、子どもの遊び方に
関しては昔の方がはるかにいいように思う。やはり、現代技術の粋を尽くし
大人たちが知恵を絞ったゲームソフトは、強烈に面白すぎる。複雑だし、画
像は美しいし、難易度も高い。コマやメンコのような単純なゲームより、う
んと刺激に満ち、なかなか飽きない。
  ゲームを取り上げようかと何度も思うが、それで解決するのか確信が持
てないので、いまだ息子はゲームっ子である。

ーーーーーー引用終了ーーーーーーー


       そのほか、インターネット検索で

インターネットの「グーグル」や「ヤフー」で「遊び 子ども 現在」など
の文字記入で検索すると、多くの「現在の子どもの遊び」の様子やそれへの
見解の記事を閲覧することができます。
以下は、それらの中からの一つ、二つのURLです。これらの外、たくさん
の記事を閲覧することができます。検索してみましょう。


 進ちゃん「遊び論」
http://homepage2.nifty.com/shinchan_room/education/asobi.html


 高橋順子さん「子どもの遊びと友達関係」
http://www.kgef.ac.jp/ksjc/ronbun/870990y.htm



 以上のほか、ウェブサイトでは、「現在の子どもの遊び」についての、
たくさんの記事が閲覧できます。検索してみましょう。



          トップページへ戻る